電力自由化時代の新規事業研究

電力自由化の時代に向けて、何が出来るか、世の中のためになるのか検討していきます。

風力発電

   

風力発電では風の力を利用して、風車を回し、その回転力を利用して

発電します。

風の力だけで発電する自然エネルギーのひとつです。

風力発電の基本式は下記のとおりとなります。

風の運動エネルギーは下記のとおり、
E(運動エネルギー)=1/2×(M(風の質量)× V(風速)^2)
面積(A)を風速(V)で時間(T)に通り過ぎる空気(密度P)の質量は
M(風の質量) = A(断面積)×P(空気密度)×T(時間)×V(風速)
にて表せます。
よって、風力発電の運動エネルギーは
E(風車の運動エネルギー) = 1/2 ((A(断面積)×P(空気密度)×T(時間))× V^3)
となります。

風力発電における運動エネルギー(発電出力)は断面積に比例し、風速の3乗に比例します。
一般的には直径の2乗に比例し、風速の3条に比例すると言われます。

風力発電を行うときのポイントを考えてみましょう。
□場所選定

  • 安定的に
  • 一定方向(ここも大事なポイントです。)に
  • 風速が得られる
    ポイントを見つけられるか。

□風車

  • 受風面積を大きくし
  • 効率のよい
  • 風車を選定。
    することと考えられます。

小型風力発電については20kW未満にて55円/kW、20年の固定買取制度を利用できます。

機器選定時の検討するべきポイントについてなどは改めて検討してみたいと思います。

 - 再生エネルギー, 風力発電 ,

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