電力自由化時代の新規事業研究

電力自由化の時代に向けて、何が出来るか、世の中のためになるのか検討していきます。

新電力会社のビジネスモデルについて

   

新力会社を運営していく場合のビジネスモデルについて考えてみましょう。

<コスト構造>
発電コスト(kWh単価)
・自社発電所
・電力卸市場
・直接取引
配電コスト(kWh単価)
・託送料
その他コスト
・営業費
・管理費
・広告宣伝費
・その他

<売上構造>
基本料収入
売電収入(kWh単価)
その他付加収入

<多くの>電気を<安価に>調達し、<高額に>販売する
ということが電力事業における収益性に大きく影響します。

新電力各社は高圧のみをターゲットに営業コスト、管理コストをかけずにビジネスを行っているため、一般電気事業者に対して価格競争力を持ったプランを提示して拡大をしています。

現状の電力会社は認可、届出で電気料金が決まっていますが、電力自由化に向けて電量料金の設定についても緩和されていくことになるのではないかと思います。
どのようなサービスプランを作っていくのか期待されます。

 - ビジネスモデル, 新電力(PPS), 電力自由化 , ,

google PC用

google PC用

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

電力自由化
電力自由化とは

電力自由化とは何でしょうか。 日本では電力事業は元々一般電気事業者と呼ばれる会社 …

電力事業用語集

1記事に起こすほどではないですが、いくつか良く使われる単語について解説していきま …

ネガワット取引とは

前記事でも少しだけ触れていたネガワット取引についてまとめてみました。 ネガワット …

太陽光発電のプレミアム価格買取

太陽光発電を初めとする再生エネルギーは全量買取制度(FIT)と呼ばれる制度により …

「「燃料電池車」は“ガラカー”になる:これだけの理由」について反論

Blogosに表記の記事が掲載されていました。 http://blogos.co …

再生エネルギーの転売の見直し

4月1日の日本経済新聞に下記の記載がありました。 「経済産業省は、太陽光などの再 …

新エネルギー小委員会(第8回)を受けて2

前記事の続きです。 太陽光発電システムの設備認定について来年度からの方針が示され …

太陽光発電の30日ルールの見直しについて

NHKにて「再生可能エネルギー買い取り義務 見直しへ」とのニュースが流れました。 …

電力自由化における事業参入 ワークショップ

    本日、電力自由化におけるワークショップに参加してきま …

岡山しげる会

11月29日は太陽光発電ムラ(http://a-vein.com/)の会合でした …